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私が「寄せ植え」をしない理由

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多肉植物をある程度育てている人なら一度はしたいと思っている、あるいはすでにしているであろう寄せ植え。
ひとつの鉢や皿に複数の種類の植物をまとめて植える、あの「寄せ植え」です。

ネットで検索すると、多肉を寄せ植えしている人たちのブログと、そこに掲載された綺麗な寄せ植え写真がたくさん見つかります。
小さな多肉も様々な種類を寄せ植えればボリュームも増すし、デコレーションの楽しさもあります。専用の鉢や小皿も売っていて、賑やかな雰囲気になりますね。

しかし私はこの「寄せ植え」をあまりしたいとは思いません。たぶんこれから先もすることはないでしょう。
私が寄せ植えをしない理由。それは、寄せ植えすると配置の自由が制限されてしまうから。

育つにつれて形が変わる植物ですから、そのとき最も綺麗に見える角度でディスプレイしたいもの。
1鉢に1多肉ならそのつど鉢の向きを変えるだけで済みますが、寄せ植えしてしまうとそうもいかない。多肉Aの最も綺麗に見える向きが、一緒に植えた多肉B、多肉Cの最も綺麗に見える向きとは限らないからです。

また、私にとっては並べる順番や位置も重要。
あるときは和名の関連性でまとめたり、またあるときは属別でまとめたり、大きさや背の高さ、鉢のサイズ別にまとめたりと、そういうグループ分けの楽しさも鉢植えにはあるわけです。
ところが一度寄せ植えしてしまうとそのまとまりをずっと保持しなくてはなりません。配置を変えたくなるたびにいちいち植え直していたのでは、植物にとってかなりの負担になります。

もちろんこれは、置く場所や並べる順番や鉢の向きをコロコロ変える私には寄せ植えは向かないという話であり、並びや向きをあまり変えたくはならないという人には、寄せ植えは園芸の楽しさのひとつです。

ただ、多肉の気持ちになってみたときに、寄せ植えって正直どうなんだろう?という思いはあります。
ひとつの器にたくさんの多肉を植えているその様子は、人間でいえばひとつの部屋やお風呂にみんなで入っているようなもの。最初は楽しいし、多肉同士で語らいもあるでしょう。
でも年がら年中顔をつき合わせていたらプライバシーなんてありゃしない。もし相性が悪かったらそれだけでストレスになる。出るに出られぬアリ地獄。

ひとつの鉢に同じ多肉が2株植わっているのは良いと思います。ひとつの部屋を兄弟で使うようなものだから。
でも異種を同じ鉢に植える「寄せ植え」は、まるで他人との共同生活。食事も一緒トイレも一緒。
私にはそれが辛そうに見えるんですよ。

まぁ、私が勝手に感じたイメージですけどね。(´・ω・`)
by rukachas | 2013-05-29 23:22 | 動植物の話