人気ブログランキング | 話題のタグを見る

RUKAの雑記ノート(現在休止中)

rukachas.exblog.jp
ブログトップ

ヒラサワ曲を聴こう!

今や知らない人はほとんどいないであろう、日本が誇る至高のミュージシャン、平沢 進さん。
私は家にいるときは常に平沢さんの音楽を鳴らしています。
1000回繰り返し聴いても飽きない曲などそうあるもんじゃあない。

1979年から40年近く聴き続けてきた私がつくづく思うことは、「もしヒラサワ曲を知らずにいたら、音楽に感動することなど一生なかったろうな...」ということ。
実際にこれまで、ヒラサワ曲以上の価値を感じる曲には出会っていません。

そんな、私にとっての生活エネルギーとも言えるヒラサワ曲ですが、もしかしたら世間には「まだ聴いたことがない」という人もいるのかもしれませんね。

今回はYouTubeで公開されているヒラサワ曲の中から、私のお気に入りをいくつかご紹介します。




【Lotus(ロータス)】

♪「かたくなに夜は来て はるか道の上...」
聴いていると力と勇気がふつふつと湧いてくる。
一緒に歌えばもっと湧いてくる。
爽やかで、軽快で、力強くて、それでいて邪悪さがまったくない希望の歌。





【バンディリア旅行団】

♪「遠い昔に この声は響けよ...」
ヒラサワ曲の無国籍民族音楽ともいえる世界観を、最も適格に、なおかつ気持ち良く理解することができる曲。
その昔、宮城県と山形県に連なる蔵王山から、この曲を聴きながら眼下の風景を見下ろしたときの爽快感は今も忘れられません。





【ルベド(赤化)】

♪「見よ赤色 果てない夕日の色合いで...」
水面がたゆたうような旋律とファルセット気味の声がとても心地よい逸品。
歌詞も素晴らしく、日本語の美しさを再認識させられます。
節と歌詞の表裏一体とはこういうことを言うのでしょう。
バックコーラスの声がクレヨンしんちゃんの声に聴こえなくもないですが、イイ味出してます。





【庭師KING】

♪「一振りは雨の起源に響かせて 二振りで海の怒りを学ぶ...」
こんなにも力強い3拍子曲は他に聴いたことがない。
ヒラサワを知らない人に「さぁどうだっ!」という思いを込めて聴かせるには最高の曲。
計算され尽くしたメロディ、気が遠くなるほど奥深い歌詞。
働き者のKINGは神の子なのか?





【白虎野の娘】

♪「遠くの空 回る花の円陣のかまびすしさに...」
軽快なリズムとともに、平沢さんの透き通る声が風に乗る。
挿入されたベトナム語のセリフとイントロが神秘性を高めています。
この歌で「かまびすしい」という言葉を初めて知りました。





【ナーシサス次元から来た人】

人への狂おしいほどの愛しさを感じさせる曲。
花びらが舞っていて時がゆっくりと流れているような光景が目に浮かびます。
優しさに包まれるとはこういうことなんでしょうね。
♪「突風のワゴン車で...」というフレーズで始まる歌詞からは想像もできないほど、美しい光景が広がります。





【RIDE THE BLUE LIMBO】

♪「残骸が陸を被うほどの時を見た...」
軽快なメロディで綴られた、重く深い人類への啓示。
争い続ける愚かな者たちの心を浄化できるとしたら、素晴らしいことだなと思いました。
「誰ひとり落とすな」のフレーズが心に響く名曲。


ついでに・・・



【Speed Tube】

平沢さん率いるテクノポップユニット「P-MODEL」
そのP-MODELの楽曲で私がもっとも好きなのがこの「Speed Tube」なんですが、1992年に初めて聴いたときこう確信しました。
「これよりカッコイイ曲は、おそらくこの世には無いんじゃないか!」と。

あれから25年・・・未だにこれよりカッコイイ曲を私は知りません。
by rukachas | 2017-02-13 22:42 | 音楽の話