人気ブログランキング | 話題のタグを見る

RUKAの雑記ノート(現在休止中)

rukachas.exblog.jp
ブログトップ

親のように兄のように

男の子女の子子供が犠牲になる痛ましい事件が立て続けに起きているため、全国で子供を守る本格的な対策が早急に求められている。
通学路に防犯カメラを設置したり、ガードマンを配置したり、親が送り迎えをしたりと、まるで街中が厳戒態勢を敷いたかのようだ。こんなピリピリした社会で子供がまともに育つのか心配になってしまうが、背に腹は代えられぬといったところか。
私も警備を強化することには大賛成だ。今の子供たちを犯罪者から守るには、それしか方法がないのだから。

子供に対する犯罪は最も卑劣なものだ。だが「くさい臭いは元から絶たなきゃ」というCMが昔あったが、犯罪者を生み出している土壌を何とかしない限りは同じことの繰り返しだろう。
今回の女児殺害事件では、ロリコンという、少女に恋愛感情を持つ者の犯行ではないかと言われている。日本にはロリコンが多いらしいが、テレビや雑誌、芸能界も行き過ぎた面を反省する部分があるのではないだろうか?

このあいだテレビで、11歳の少女タレントの水着DVD発売&サイン会の様子が放映された。来ていた客は同年代の子ではなく、イイ歳をしたオッサンばかり。少年の心を持ち続けている、と言えば聞こえも良いが、発売元は水着姿や大人っぽさをセールスポイントにしており、成人男性をターゲットにしている印象は拭えない。マスメディアなどによって子供が大人の恋愛対象として形作られている状況を、このまま黙認して良いのだろうか?

私は子供好きだがロリコンではないので、少女に恋するという感情がイマイチ理解できない。もちろん好くほうも好かれるほうも悪くはないし、こういう方たちが犯罪を犯しやすいと言っているのでもない。
だが、これだけ悲惨な事件が立て続けに起きているのだから、政府はマスメディアでの少女タレントの扱われ方を含め、なぜ子供が被害に遭うことが多くなったのかを、総合的に考えてみる必要があるだろう。
by rukachas | 2005-12-07 07:50 | ニュースの話