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RUKAの雑記ノート(現在休止中)

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私が泣いてしまった映画ベスト5...Part1

ムービー私も中年になってから涙もろくなってしまった。ちょっと悲しいドラマを見ただけで胸の奥がギューッと痛んだり、なにか込み上げてくるものがあったり。(べつに胃腸が悪いわけではない)
若い頃なら「フッ!こんなもの所詮・・・」と鼻で笑うようなことでも、今は深く感動し、涙を流すことさえある。
これは心が軟弱になったからだろうか?・・・いや違う。物事や人の心を深く理解できるようになったからだ。若い頃は、心が動じないことこそ強さであると思っていた。しかしそれは間違いだった。それは強さではなく、ただの無知と鈍さだ。総称して愚かという。

・・・と前置きはこのくらいにして、私が思わず泣いてしまった映画をいくつか思い出してみた。ベストテンと言いたいところだけども、とりあえずパッと思い付くベスト5を選出。見ていない人にはネタバレになるので、ストーリーは省略。ヾ(*'-'*)

★個人的第5位
【さよなら銀河鉄道999】1981年/東映動画

主人公の鉄郎が旅を通じ様々な体験をし、最終的にメーテルと永遠の別れをする最後の話。
「これそんなに泣ける?」と思う人もいるかもしれないが、劇場用の前作とテレビシリーズを見ていて、なおかつ当時鉄郎と同年代だった私としては、ストーリーよりも、これで本当に最後なんだな~という、そういう悲しみのほうが大きかった。同じ松本零士氏の「宇宙戦艦ヤマト」は、完結かと思ったら続編が作られ、数年後また作られと多少歯切れの悪さを感じたが、銀河鉄道999はこの「さよなら...」が本当に最後だった。

世界で最も美しい別れの言葉、それは「さようなら」
グッドバイ、ツァイチェン、アディオス・・・世界のほとんどの別れの言葉が『また逢おう・再会しよう』という意味を持つ。だが日本語の「さよなら・さようなら」は『左様ならば(そういうことならば...)』が語源。悲しいけれど別れざるを得ない、そんな心情が表れている。

999シリーズは続編を望む声も多いかもしれないが、私はこの「さよなら...」で、さよならであるべきだと思う。エンディングで流れる思い出の名シーンと、メアリー・マッグレガーの歌う主題歌「SAYONARA」が涙を誘う。(TдT)

★個人的第4位
【シザーハンズ】1991年/アメリカ

奇才ティム・バートン監督のファンタジー映画。
両手がハサミになっている人造人間エドワードと人間の女性とのラブロマンス。こう書くとなんだかコメディのようだが(たしかにコミカルなシーンもあるが)漂っているのはティム・バートン監督らしい重い空気と、何ともやりきれないような孤独感。

エドワード役を演じるジョニー・デップの、あどけなくも悲しみに満ちた表情に心が痛む。同時に感じる人間のあくどさと浅ましさ。ラブロマンスとはいっても、ラストは決してハッピーエンドではない。
彼の境遇や身に起きた出来事が悲しいだけでなく、彼をもてあそぶ人間の愚かさを目の当たりにし、人間であることの悲しさをも感じてしまう。
私にしては珍しい、ロマンスものでの大感涙。(TдT)

ベスト3は明日にします。
なぁんか悲しくなってきちったなぁ~。(ノ◇≦。)
by rukachas | 2005-02-04 23:55 | 映画の話