人気ブログランキング | 話題のタグを見る

RUKAの雑記ノート(現在休止中)

rukachas.exblog.jp
ブログトップ

バレンタイン・ゲーム

ゲームに夢中バレンタインデーに小学校で殺人事件・・・しかも犯人は17歳の卒業生。
バレンタインデーでしかも月曜日ということで、男性による何かしら鬱病的な事件が起こるのではないかと思っていたが、まさかまた小学校でとは・・・。

ニュースでは盛んに「犯人はテレビゲームばかりやっていた子」という一面を強調している。ゲームが彼の人格形成に影響を与えたのかどうかは定かではないが、関係者らの証言を聞く限りでは、不登校や社交性の欠如の一因になったことは確かだろう。
テレビゲームの影響というと、ゲーム脳といわれる大脳への影響ばかりが取りあげられるが、他の事をしなくなる、夜更かしをしがちになる、時間を守らなくなるという間接的な影響もある。
「うちは時間を決めて、長時間やらせていないから大丈夫!」と思っている親も、友達の家でもやっていることや、携帯ゲーム機の存在を忘れてはいけない。

また親は、子供がゲーム機を操作している時間(実質上のゲーム時間)だけで是非を判断しようとするが、それは間違い。ゲームの攻略本が飛ぶように売れるのは何故なのか?ゲーム関連のグッズが人気なのは何故なのか?それは子供たちにとって(一部の大人たちにとっても)生活の中にゲームの世界が深く浸透していることを表している。
テレビゲームは本来、生活の中での息抜きや、ちょっとしたビデオ鑑賞のようなものであるべきだと思うのだが、そこに操作すなわち作業という行為が加わる事で、生活との一体感、つまり自分の中での重要度を上げてしまい、結果的に生活がゲームに縛られてしまうというわけだ。

私の中学2年の甥っ子が、現在まさにゲームに夢中な状況。これは小学生の頃から続いてきたことではあるが、まわりの様々なことに興味を示すであろう多感な時期になっても、相変わらずゲーム一辺倒の場合は、親は「今が危うし!」と認識すべき時だろう。私もここ数年は気が抜けないなと思っている。

アルコール依存症、タバコ依存症、薬物依存症、ギャンブル依存症、ゲーム依存症・・・たくさんの依存症があるが、すべて提供している側は「消費者(お客)の使い方しだい」という認識でおり、罪を問われることはない。
しかし子供が使っているゲームだけはそうは言っていられない。基本的には家庭のしつけの問題なのだが、間接的にせよ子供の心身に悪影響があるのであれば、メーカーは何らかの措置をとる必要があるだろう。(ソフトの年齢制限だけでなく、ハード的な時間制限機能、管理者への通知機能などなど)

まぁどんなものも、夢中になり過ぎるのは良くないね。( ̄ー ̄)y-~~~~
by rukachas | 2005-02-14 23:58 | ニュースの話