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RUKAの雑記ノート(現在休止中)

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幼から老までスキルアップ

オフクロのiMac私がオフクロにパソコン(Mac)をプレゼントしたのは6年前。ボケ~とならないよう頭と指先の運動のため、そして新しい娯楽に触れてほしいとの思いで・・・。

最初の数年間は日記や住所録など、家族の記録付けとして使っていたオフクロだが、ソフトの操作も初めからスムースにできたわけではない。MacなのでWindowsよりは憶えやすかったと思うが、それでも最初の頃は「ウインドウのクローズボックスをクリックしてウインドウを閉じる」というこの単純な作業でさえ10数秒もかかっていたほどだ。
ナメクジのごとくゆっくりと動くマウス。次の動作に移るまでの数秒から数十秒間もの人体フリーズ。教えても教えても返ってくる同じ質問。1時間付き添って、憶えてくれることはたったひとつ・・・。シニアを対象としたパソコン教室があるが、私もそんな講師の苦労が身にしみて分かった時期だった。

だがそんな苦労もどこへやら。今ではキータイピングもマウス操作もとても上達し、ここ数年は私がそばに付いて教える必要もほとんどなくなった。
とくにマシンをiMacに変更し、ネットをブロードバンド化してからはそれまで以上によく使うようになり、今では日記だけでなく日常の調べものから読み物などの娯楽、気に入ったウェブページの印刷までもこなし、確実にこの緑のiMacを実用品として役立てている。オフクロ自ら「今このパソコンがなくなったら困る」と言っているほどだ。

私としては、オフクロのMacは孫たちのものでもあるという前提で考えていた。つまり「オバアチャンと孫たちのパソコン」という認識でいたわけだ。だからエデュテイメントソフトもゲームソフトも入れてきたし、孫たち専用のフォルダも作った。
どの孫もみなうちへ来ると、このMacでお絵書きソフトや学習ソフトを楽しんできた。5番目の孫にいたっては「らすたぁちゃんとあそぼ」というエデュテイメントソフトによって、3歳までにひらがなカタカナアルファベット数字がすべて読み書きできるようになったほどだ。他にも動物や植物の名前など、ここから吸収したことは結構多い。

このようにずっと幼児教育にも使ってきたわけだが、もう孫たちも大きくなったし、その役割は一応終わったと見るべきだろう。オフクロもあれこれ自分で使えるようになり「私のパソコン」という愛着が出てきたようだし、そろそろ「オバアチャンと孫たち仕様」から「オフクロ専用仕様」に戻そうかと思っている。
とは言っても、子供用のソフトを全削除するのはマズイだろうから、勉強や情操教育になりそうなソフトと、ちょっとしたゲームソフトは残すつもりだ。ネットがあれば不自由はしないだろうからね。

孫たちもオフクロも、幼も老も、このiMacのおかげでスキルアップしてきた。明日はこいつに感謝を込め、1年ぶりのメンテナンス&カスタマイズだ。
まだしばらくは長生きしてもらいたいから(iMacがだよ)、念入りに労をねぎらうことにしよう。
by rukachas | 2005-02-15 23:35 | Mac&Winの話