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RUKAの雑記ノート(現在休止中)

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「しない」という選択肢

「しない」という選択肢_c0039181_15184189.jpgこの世の中、あらゆる犯罪が起こっている。
殺人、暴力、性犯罪、児童虐待、詐欺、放火、窃盗など・・・

それらは人間ひとりひとりが「あること」を守りさえすれば無くすことができる。

その「あること」とは...
「他人が困ることをしない」という至極単純なこと。

しかしこの単純なことさえ守れない人のなんと多いことか。

犯罪に限らず、交通ルールにしても社会生活のマナーにしても、他人に迷惑をかける行為をわざとおこなう者は多い。

あおり運転をする者には「相手をおびやかさない」という選択肢はないのか?
子供を虐待する者には「つらい目に合わせない」という選択肢はないのか?
成人式で暴れる若者には「式を邪魔しない」という選択肢はないのか?

悪事を「しない」という選択肢のない人間には、いつか選択肢のない報いが待っているというのに。

# by rukachas | 2018-06-15 23:12 | ニュースの話

スマスピに人間味を期待する

スマスピに人間味を期待する_c0039181_13161937.jpg私はAmazonプライム会員ではあるけれど、ネット通販を声で操作するつもりはないので「Amazon Echo」にはあまり食指が動かなかった。
今使っているGoogle Home Miniもたまの調べ物とニュースを聞く程度だし、今後もAmazon Echoを買うことは無いと思う。

オフクロは居間に置いたGoogle Homeを私を呼び出すのに使っているが(IFTTTというサービスを使って私にメッセージを送れるようにしておいた)、それ以外の用途といえばキッチンタイマーぐらいだ。

家電のコントロールについても、目の前のリモコンを無視して声で操作することにどれだけの利便性があるのかと考えると、対応機器を買い揃えるのも躊躇してしまう。
つまり現状では単なる情報端末の域を出ていないということ。

とにかく現在のスマートスピーカーは鳴り物入りで登場した割には、まだまだ痒いところに手が届くとは言えない。
スマートスピーカーがアメリカで爆発的に普及したのはアメリカの人々が日常的に部屋で音楽をかけているからであり、そういう習慣のない人には音楽再生機としての用途さえ飽きが早い。

何より最大の欠点は、ユーザー側からアプローチがない限り「ただの置物」のままでいるというところ。
人間が呼びかけない限り何もしないでいるなんて、これでは生活に溶け込むなんてあり得ない。

おそらくメーカーは盗聴だの隠しマイクだのと言われることを避けるため「常時起動していると思われるような振る舞いをさせたくない」のだと思うが、それはユーザーが設定でオンオフできるようになれば済むことではないだろうか?(デフォルトはオフで)

たとえば独り言モード、あるいは声かけモードでも名前はなんでも良いが、オンにすると1日に数回ランダムな頻度で現在の天気や近所の交通状況、時間などに準じた言葉を投げかけてくれると有難い。

「ピコッ!今日の◯◯市は天気があまり良くないようですよ、場合によっては傘が必要になるかもしれません」
「ピコッ!今日の◯◯市は一日中快晴の予報です。洗濯物をたくさん干したくなりますね」
「ピコッ!国道◯◯号線は只今渋滞しています。お通りになるときは気をつけてくださいね」
「ピコッ!そろそろ夕食の時間ですね。私はカレーライスが好きなんです」
「ピコッ!◯◯さん、風邪をひかないように気をつけてくださいね。私はちょっと風邪気味です、ゴホゴホッ!」

最初の「ピコッ!」は起動音。
これがないとマイクがずっとオンになっていたかのような印象を与えてしまうので、今起動したのだと明確にするため音を鳴らす必要がある。

スマートスピーカーからの声かけに「そういえばそうだね〜」と共感するか、それとも「うるせぇ!」とあしらうか、いずれにしても互いに反応し合えるということがこれからの普及の鍵だと思う。

現状、スマートスピーカーに否定的な人は多い。
iPhoneでもAppleの音声アシスタントSiriが使えるし、AndroidのスマホならすでにGoogleアシスタントが使える。
スマホでも同じことができるのに私の場合スマートスピーカーのほうが便利に感じるのは、「いちいちスマホを手に取らなくても良い」というところが大きい。

だから家でもしょっちゅうスマホを使っている人はスマートスピーカーに食指が動かないのは当たり前であり、そういう意味ではテレビCMでGoogleアシスタント自体を宣伝しているGoogleのやり方は理にかなっているとも言える。

中には盗聴器だのなんだのと騒ぐ人もいるが、こればかりはGoogleやAmazonがユーザーの声を音声認識向上のためだけに使っているのだと信じるしかない。(サーバに記録された音声は自分で削除することができる)
悪意のある人間にハッキングされて盗聴されるぞと言う人もいるが、ノートPCやスマホのカメラとマイクに対しては何も気にかけず、スマートスピーカーにだけ脅威を感じるというのもおかしな話。

もちろんセキュリティ意識は必要だし、君子危うきに近寄らずという精神も大切だが、不信感だけがひとり歩きしてしまうとこの情報化社会では先に進めなくなる。

私はちょっとした質問とラジオを聞くのにしか使っていないが、Google Homeは買ってよかったと思えた製品のひとつ。
理想とする未来にはまだまだ程遠いが、インターネットの便利さを感じることができる商品であることは間違いない。
# by rukachas | 2017-12-27 13:56 | 電気製品の話

サントリーのオールフリー

サントリーのオールフリー_c0039181_14504997.jpg私がノンアルコールビールを飲み始める切っ掛けとなった商品はサントリーの「オールフリー」
夏のあいだは24本入りのケースを定期的に買って毎日飲んでいましたが、今ではまったく飲まなくなってしまいました。

同じく毎日愛飲していたサッポロの「プレミアム アルコールフリー」は今も変わらず飲んでいるので、寒くなって消費が減ったというわけではないんですね。
ようするにオールフリーの味に飽きてしまったということです。

オールフリーはクセがなくて飲みやすかったんですが、飽きやすかった要因のひとつに人工甘味料の味があると思います。
アセスルファムKという甘味料が使われていて、それでカロリーゼロ、糖質ゼロを実現できていたわけですが、低カロリーやゼロカロリーのドリンク特有の風味が苦手という人は多いかもしれません。

人工甘味料は1日に大量に摂取するのでなければ問題ないし、ビールテイスト飲料は好きだけどカロリーや糖質が気になる、という人ならオールフリーは最適だと思います。
でも私の場合は多少カロリーがあろうと糖質があろうと気にはしていないので、ちょっと飽きてしまったオールフリーは今のところ小休止。(飽きるほど飲んでいたってことですけどね)

このサントリーのオールフリー、2018年2月13日からリニューアル発売されるそうです。
パッケージも白と金と青を基調とした新デザインとなり、CMにはタレントの稲垣吾郎さんと香取慎吾さんを起用するとのこと。

すでに人気商品なのでリニューアルしても味が大きく変わることはないと思いますが、今よりも麦の風味が濃くなるのであれば、また飲み続けてみたいと思っています。
# by rukachas | 2017-12-02 23:40 | モノの話

日本語の発音

日本語の発音_c0039181_22571090.jpg以前このブログで「日本人は英語が下手だと言われているが...」という話をしたことがありますが、よくよく考えてみれば、英語を話せない日本人よりも日本語を話せない外国人のほうがずっと多いわけです。

日本人が話す英語の発音を奇妙だと感じている外国人は多いようですが、逆もまた然りで、外国人が日本語を喋ったときの発音も我々日本人からすればかなりの違和感があります。

私は最近YouTubeでアニメ「NARUTO」の英語吹き替え版と、それを見ている人のリアクション動画を鑑賞しています。
NARUTOは少年編の頃からずっとテレビ放送を見ていたので、それが英語ではどのように吹き替えられ、また海外の人たちにどのように伝わっているのかに興味があったからです。
(アニメNARUTOの放送はすでに終了し、現在はその息子が活躍する「BORUTO -NARUTO NEXT GENERATIONS-」が放送されています)

英語吹き替え版は日本のオリジナルと似た声の声優を当てているようですね。
主人公のナルトの声がちょっと幼いということと、ガアラがおっさんぽい声なのがちょっと気になったくらいで、サスケ、サクラ、ヒナタの声はむしろよく似ているなと感心したくらい。

しかし名前の発音が間延びしてしまっているのは気になりました。
例えば、柱間(はしらま)は「ハシラーマ」、綱手(つなで)は「ツナーデ」、カカシは「カカーシ」、シカマルに至っては「シッカマール」と発音していて、見ていて思わず「ペットの名前かよ!」と突っ込んでしまったほど。
火影(ほかげ)という言葉も、アメリカの声優たちは「ホカーゲ」と発音しています。

英語圏の人は名詞のどこかを長音にしないと喋れないのでしょうか?
たとえ外国語に翻訳したとしても、キャラクターの名前は変えないでほしいですね。

さらに、忍者モノだけあって日本語版では「◯◯の術!」というセリフがやたら多く出てきますが、この「術」は英語版でも訳すことなくそのまま「Jutsu」となっています。
しかし「じゅうつう」と発音しているのでどうも締まりがありません。

キャラクターが「◯◯の術!」と言うときはたいていビシッとポーズを決めて言うものです。
「影分身の術!」「口寄せの術!」と、印を結んだ手を前に出したり勢いよく地面を叩いたり、その素早い動作と「◯◯の術!」という掛け声のタイミングが合うからこそ格好良さがあるわけです。
ところが英語吹き替え版では「じゅうつう〜」と発音していて、正直ズッコケました。

私は英語訛りの日本語をカッコ悪いと感じてしまうほうなんですが、日本の若いミュージシャンの中には日本語を英語訛りで歌う人が少なくないですね。
「お」を「うぉ」と発音したり、「タチツテト」が「ツァツィツゥツェツォ」になるなど、まるで口に締まりがないというか、よだれを垂らしながら歌っているかのよう。

やはり日本語は一音一音をハッキリと伝える、日本語ならではの発音だからこそ映えるものですね。
# by rukachas | 2017-11-30 23:08 | 言葉の話

スマートスピーカーに物申す

スマートスピーカーに物申す_c0039181_20223586.jpg
Amazonのスマートスピーカー「Amazon Echo」が日本でも発売されることとなった。

いきなり250種以上のスキルを発表するなど、さすがこの分野の先駆者とも言えるサービスの厚みを感じたが、実際にはどのメーカーも便利さにそう大きな違いはないと思う。
テレビでYouTubeを見るなら「Google Home」、Amazonを利用することが多いなら「Amazon Echo」、LINEをするなら「Clova WAVE」を選べば良いし、これらを声で操作しようとは思わないなら、そもそもスマートスピーカーは必要ないということ。

うちでもGoogle Homeを居間に置いて2週間、Google Home Miniを私の部屋に置いて1週間が過ぎたが、この製品に対する評価は人によって違うようだ。

私はこの2週間、Google Homeを使って便利だと感じたのは、なんと言っても「ちょっとした調べ物」
ブログを書いていてふと「なんだっけ?」と思ったとき、たとえば「エルミタージュ美術館てどこにある?」と訊けばロシアのサンクトペテルブルクにあることを教えてくれる。
ひと言訊いてひと言返ってくれば良い、その程度の疑問であれば、わざわざブラウザで検索するよりは手間が掛からない。
もちろん現時点では「すみません、お役に立てそうにありません」という返事が返ってくることのほうが多いのだが。

オフクロはとくにタイマー機能が気に入ったようだ。
タイマーとかセットとか言わなくても「◯分経ったら教えてね」と言っただけでアラームをセットしてくれるので、料理の時に重宝しているようだ。
冷蔵庫に貼り付けていたキッチンタイマーを一度も使わなかったオフクロが、今になってGoogle Homeのタイマーを多用しているのを見ると、キッチン周りのほうが音声操作の恩恵を受けやすいのかもしれない。

さて親父はというと、これはまったくダメ。まったく使おうとしない。
「OKグーグル」と言わなくても指を上に1秒間乗せればONになるよ、と教えたのだがそれでも使いたがらない。

KDDIの調査では「日本人の7割が人前での音声検索を恥ずかしいと感じている」という結果が出たそうだ。
じゃあ親父の気持ちもこれなのかな?というと、じつはそうではない。

親父はうちでは一番のお喋りで、常に何かを喋っているか鼻歌を歌っているかのどちらか。
決して発声を恥ずかしがっているわけではないのだ。

しかも親父は人形に向かってはやたらと話しかけている。
うちにはシニア向けのおしゃべり人形「おしゃべりまーくん」と「おしゃべりみーちゃん」がいるのだが、この人形が「じいちゃん元気?」と言おうものなら「うん元気だよ〜♪」と猫なで声で喋り出し、この人形が「コホンコホン風邪ひいたかも」と言えば「風邪ひいちゃったのか〜そりゃ大変だぁ〜!」とひとりで一喜一憂している。

私やオフクロの前でもこの人形にはペラペラと喋っている親父が、なぜGoogle Homeに対しては無口になるのか?
やはりスマートスピーカーはあくまでも機械であり、シニアの場合はそこに会話というコミュニケーションを見出すことができないのかもしれない。

それともうひとつ、現在のスマートスピーカーはどれも利用者側からのスタートで、こちらが声をかけた時にだけ反応するようになっている。
プッシュ機能もあるらしいが、それはあくまでもスケジュールなどを教えてくれる、いわゆるお知らせ機能に過ぎない。
そうではなく、おしゃべり人形のように独り言を数時間に1回くらいは言ってほしいということ。

「おしゃべりまーくん」と「おしゃべりみーちゃん」はランダムなタイミングでこちらに話しかけてきてくれる。
もちろんプリセットされた音声だが、親父もオフクロもかならず返事をしているし、それによって雰囲気も和む。
そう、つまりこの人形とスマートスピーカーでは呼びかける側が逆なのだ。

今のところスマートスピーカーはこちらが呼びかけないと反応しないが、逆にスマートスピーカーからこちらに呼びかけるようになれば、さらに家庭に溶け込める、人間味のある端末となるのではないだろうか。

家庭の中での言葉のやり取りを考えれば、なにも情報端末という枠にこだわる必要はないわけで、AIとはいってもたまに間違ったり、独り言を言ったり、誰もいない部屋で歌を歌うくらいの茶目っ気はあってもよい。
そういう人間臭さの演出に関してはGoogleと言えどAmazonと言えど、玩具メーカーや介護用品メーカーに習うべきところはあると思う。

まぁ、今後どう進化するかはまったくわからないが。
スマートスピーカーに物申す_c0039181_20224942.jpg

最後に、私が現在のスマートスピーカーに足りないと思ったこと、つまり今後に期待することは次のとおり。

☆シニア向けに人形タイプも出してほしい。

外見が芳香剤や茶筒のようでは味気ない。
「おしゃべりまーくん」のような柔らかい人形タイプならお年寄りも抵抗なく使えるかもしれない。
もちろんその場合は本物の幼児らしい声であることが大切で(アニメ声ではダメ)、バッテリーも内蔵しなくてはならないが。


☆たまにはスピーカー側から話しかけてほしい。

ユーザー主導型だとただの家電になってしまうので、突然質問をしてきたり、全く関係のない独り言を言ったり、「今日は良い天気なのでお部屋の窓を開けましょう」などの提案をしてくるなど、自分から喋りだす機能があっても良い。
これが有ると無いとでは家庭への溶け込み具合がまるで違う。


☆ウェイクワードを自由に設定できるようにしてほしい。

「OKグーグル」や「アレクサ」ではなく、自分で好きな名前を付けられればさらに愛着も湧く。
でもこれは無理かもしれない。
メーカーは確実に認識できる名前を採用したわけだし、それを連呼させることが製品の宣伝にもなっているわけで、ウェイクワードの自由な変更は今後もあり得ないだろう。


☆テレビの音声に惑わされないでほしい。

テレビがついていると言葉が混ざるせいか、きちんと認識しなくなる。
音楽の場合はまだマシだが、ニュース番組のときはそのたびにテレビの音量を下げないと使い物にならない。
ニュースの時ほど知りたいことが出てくるのに、これはちょっと不便。


☆端末から端末への呼び出し機能がほしい。

もちろん同一ネットワーク内に限ってだが、例えばキッチンのスピーカーに「○○を呼んで!」と言うと、呼ばれた部屋のスピーカーが「キッチンから呼び出しです」などと知らせてくれる機能。
「○○にXXXXと伝えて!」で、○○の部屋のスピーカーがXXXXの部分を喋ってくれればさらに便利。

# by rukachas | 2017-11-15 23:22 | 電気製品の話