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RUKAの雑記ノート(現在休止中)

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本当は生誕32周年のテレビ版ドラえもん

ドラえもんアニメ「ドラえもん」の新しい声優陣が発表された。大山のぶ代さんはじめ、声優のみなさんがすでに70歳近い高齢なため、声優を一新することになったのだ。同時に絵もリニューアルされ、来月4月から新しいドラえもんがスタートする。

う~ん、私はてっきり声優を変えるだけだと思っていたのに、まさか絵柄も変わるとは。先日その絵をネットでチラリと見たのだが、なんか立体感がなくなって妙にチャチくなってるし、のび太が「丸出ダメ夫」ドラえもんが「ゲバゲバおじさん」に見えたのは私だけ?(知らない子はパパやママにきいてみよう)

テレビ版が始まって26年、映画化されて25年の節目とはいえ、総リニューアルする必要性はあったのか?たしかにアニメは原作とはどんどんかけ離れた絵になっていったけれど、小学4年生という設定には丁度良い頭身だし、存在感のあるタッチもなかなかだった。このての絵柄にしてはストーリーも世界観もしっかりしている作品なのだから、あまり見た目をコミカルにして欲しくないなというのが正直なところ。

さて、TVアニメ版のどらえもんがスタートしたのは1979年4月、つまり26年前ということになっているが、私の遠い遠い記憶には、それ以前、30年以上前にテレビでドラえもんを見た記憶があるのだ。シリーズだったのか単発のスペシャルだったのか、カラーだったのかモノクロだったのかさえも憶えていないが、たしかに見た記憶がある。
そのドラえもんは声が男性の声だった。うっすらと憶えている声質から考えると、もしかしたら声優の富田耕生さん(平成天才バカボンのパパや、あっぱれさんま大先生のワシャガエルの声の方)だったかもしれない。テーマ曲もなんとなく憶えていて、たしかサビの部分が「♪やっしょ~まかしょ、ほいきたさっさ~の、ドラえ~もぉ~ん~」という民謡調の歌だった。

・・・と、ここまで書いて「富田耕生 ドラえもん」で検索してみたら、なんとあっさり事実が判明。恐るべしインターネット(^^;)。私の記憶どおり、富田耕生版ドラえもんがあったようだ。1973年に日テレで半年間放送されたんだねぇ。う~ん懐かしい!記憶がよみがえる!(検索してから書けよって言われそうだな...)

今の子供たちや若い人には大山のぶ代さんの声といえばドラえもんだろうけど、私と同じか少し上の世代では、大山のぶ代さんの声といえば「ハリスの旋風」の石田国松を思い出す。だがドラえもんはまさに大山さんのハマリ役だった。ノビ太やスネ夫など、他の声優さんたちも同じ。そう考えると、声優陣の交代とともに絵もリニューアルするのもうなずける。

私の5歳の甥っ子もドラえもんが大好きでモノマネまでしているのだが、やはり最初は新ドラに戸惑うだろうね。でも一番戸惑いを感じるのは、子供の頃から見てきたパパやママたちかもしれない。
by rukachas | 2005-03-13 19:51 | ニュースの話