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RUKAの雑記ノート(現在休止中)

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子供の動画

水着アイドル今回は子供のビデオ映像について書いてみようと思う。
当サイトの「天使の夢ぅ美ぃ」でもYouTube等にある子供動画を紹介しているが、今やネットで検索すれば世界中の子供の様子をすぐに見ることができる。

人は自分の子が産まれると、とたんに我が子専属のカメラマンになる。入園入学、運動会、卒業式まで、裸眼よりもカメラのファインダー越しに見ている時間のほうが長いんじゃないかと思うほど、どの親も撮影に夢中になっている。
よく笑い話で「上司の家に行ったら子供の運動会ビデオを見せられてうんざり」というのがあるが、たしかに多くの人は他人の子をあまり見たいとは思わないものだ。

しかし撮影した親からすれば、その映像を(我が子を)より多くの人に見てほしいし、評価してほしいし、感想なども欲しいもの。だからYouTubeを始めとした動画投稿サイトには、我が子を撮影した動画がいつも山のように投稿されている。
そんな動画を好んで検索し、可愛い姿を眺めては目を細めて感動しているのが我々のような子供好きだ。

YouTubeに、2歳くらいの女の子がパンツ姿で踊っている映像があった。日本の子だが、たぶん着替えのときにママさんが撮影したのだろう。じつに微笑ましい、誰が見ても笑顔になれる可愛らしい動画だ。
ところがコメント欄にこんな書き込みをした人がいた。適当に端折るが「これはロリコンに向けて発信しているのですか?あなたと同じ視点で見ているとは限りませんよ。(公開するのは)身内だけにしたほうがいいですよ」という発言だ。

この発言者は、要するに「2歳児のパンツ姿を見て興奮する人がいるのだから、2歳児のパンツ姿は公開するべきではない」と言っているのだが、公開の是非を興奮する者を基準にして考えていることがそもそもおかしい。
オムツで興奮する人がいるからオムツのCMはやめましょう、子供の顔を見ただけで興奮する人がいるから子供の顔のアップはやめましょう・・・と、こういう自粛は際限がなくなってしまう。というよりも基準が曖昧になってしまう。
ようは見た目ではなく、ワイセツな行為を撮影したのか、あるいはワイセツな行為によって(撮影意図を含む)作られたビデオなのか、内容で判断すれば良いだけの話。

内容ではなく外観で善し悪しを決めつけた最たるものが、1999年に施行された児童ポルノ禁止法。
子供の裸はワイセツ物である、と決めつけて規制した結果出現したのは、水着を着た小中学生の少女にワイセツなポーズ、もしくは性行為を連想させるような仕草をさせた過激なジュニアアイドルDVDだった。
裸ではないのでワイセツではないという名目だが、これが街の書店で一般向けとして売られていたのだから驚き。その昔昭和の時代、同じように書店で少女ヌード写真集が売られていた時期があったが、「素」の表現という意味ではそっちのほうが健全に感じられるというもの。

そんな過激なDVDが一時的にとはいえ広く出回ったものだから、世間では未だにジュニアアイドルの写真集やDVDに対して眉をひそめる人も少なくはない。
しかし、中には真面目で健全な作品も多いのだということも知っておいてほしい。子供の可愛らしさや美しさを素直に伝えようとしている作品もあるということ。

一般にジュニアアイドルのDVDは、少女モノはやはり世の男性にアピールして売れ行きアップを狙っているのか、ポーズや小道具などでエロチックな雰囲気を出そうとしているものも多い。最近流行りの言葉で言えばエロカワイイと言うのだろう。
対して少年モノは、少女よりはエロチックな表現を抑えた、健康的で明るい作品が多い。水着を多用するのは少女と同じだが、これはワイセツな意図というよりはその子の「素」を伝えたいという思いがあるからだろう。その証拠に少女モノにあるようなTバックや卑猥なポーズが少ない。

昭和の時代の少女ヌード写真集のコンセプトに、現代の少年モデル作品のほうが近いというのはなんとも奇妙な気がする。少女モデル作品のほうは、決してAV寄りにならないよう制作者の方々には心していただきたい。
子供のいる両親も、孫のいる祖父母も、そして当の子供たちも、家族でにこやかに見ることができる作品が多くなれば、ジュニアアイドルのDVDと聞いて眉をひそめる人もいなくなるはず。

個人的な話だが、私の甥や姪は私にとって可愛いアイドルだ。だが中学生になり、そして親の都合もあり、昔ほど頻繁に会うことができなくなってきた。
そのせいか最近、私の意識が微妙にジュニアアイドルに向き始めた。決してその方面に詳しくはないのだが、検索したり動画サイトを巡って可愛い動画(サンプルなど)を見かけたときは思わず嬉しくなる。

私も最近は、とあるジュニアアイドルの男の子とブログコメントで会話したりして、こんな他愛も無いことが嬉しく感じるなんて、甥っ子たちと頻繁に交流していた頃は考えられなかったことだ。
ジュニアアイドルは子供という特権を活かした福祉でもある。そのうち子供がいない夫婦や、孫がなかなか来なくて寂しい思いをしているお年寄りが、ジュニアアイドルのDVDで心を癒す時代が来るのかもしれない。
by rukachas | 2010-05-02 18:41 | 子供の話