うちのiMac 350MHz SlotLoading は、スピーカーからの音がメチャメチャデカイ。音量を最小にしても、夜中にはとても鳴らせないような大きさで鳴ってしまう。iTunesやQuickTimeプレーヤーはそれ自体に音量調節があるので小さくできるが、MIDIやFlashなどのウェブコンテンツはいきなり大音量で鳴りだすので手に負えない。もっとも、一番厄介なのは起動音だが。
そのためこのiMacは、買ってからずっと外部スピーカーで鳴らしていた。内蔵スピーカーがハーマンカードン社製で、音の良さがウリなだけに残念だ。
しかし7月1日の記事にも書いたとおり、その外部スピーカーを居間のテレビに取り付けてしまったため、代わりに何かiMacに似合いそうなスピーカーはないかと、ネットでいろいろ探してみた。そして目に留まったのが、エレコムのMS-77というミニスピーカー。さっそく購入し、設置してみた。(写真)
エレコムのMS-77のページ
本体は5センチ角のアクリル製。電源ONで底面のLEDが青く光る。本当はシルバーが欲しかったが、品切れだったので白にした。どちらかというとカラフルな旧型iMacよりは、液晶のiMacか、eMacのほうが似合いそうだね。シルバーならMac miniと並べるとイイカンジかも。
実売価格が3千円以下だしサイズも小さいので、正直音質面ではあまり期待していなかったが、聴いてみるとなかなかどうして、意外に力強い音を出すので感心した。たださすがに低域は弱い。ユニットのサイズはiMacの内蔵スピーカーと大差ないが、小さな密閉型のせいか中域だけが張り出した印象だ。
今まで使ってきた外部スピーカーや内蔵スピーカーと比べると、音質的にどうしてもチープさが拭えないが、iTunesのイコライザで低域を持ち上げれば多少はマシになる。軽くBGMとして流す程度なら十分に聴ける音だ。
マイナス点をあげるとすれば、バランス調整が無いことと、ヘッドホン端子が前面に無いこと。あと、電源スイッチはボリュームと兼ねてないほうが良かったなと。
でもまぁ、見た目カワイイので概ね合格。(* ̄ー ̄)ノ