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RUKAの雑記ノート(現在休止中)

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アメブロの仕様は利点か欠点か

RUKAのアメブロ「アメブロは写真ブログとして使うにはイマイチ...」
そう思っている人は多いと思います。

なにしろアメブロは、大きいサイズの画像をアップしても否応無しに横800ピクセルに縮小されてしまいます。画面上で縮小表示するのではなく、縮小された複製画像がサーバに保存されるというわけ。
しかもサムネールをクリックして開くページではその画像をさらに縮小表示しています。

また、読者がその画像をPCに保存したいと思っても、アメブロは通常の方法(右クリック)では保存できないようになっています。
ソースを確認して画像を見つければ保存できますが、そんな面倒なことは大抵の人はしないし、したとしてもそれは横800ピクセル以下の画像。
見るだけのブログとして割り切って使っている人がほとんどだと思います。

さらに、アメブロはパスワード制のシークレット記事を書くことができないので、不特定多数に公開できない記事は「アメンバー限定記事」にするしかありません。
つまりアメブロで特定少数に向けた記事を書こうとすると、必然的にアメンバーに向けた記事となります。(アメンバーとは、アメブロユーザー同士の特定の繋がり)

アメブロのアカウントを持っていない人がその限定記事を見ようと思ったら、まずアメブロのアカウントを取り、私にアメンバーの申請を出し、そして私からの許可を待つ、と3回のプロセスが必要となります。

こんなんじゃリピーターが付かないのも当然。
デカくて目立つ広告に埋もれたサムネイル画像を見るだけのブログなんて、たまの暇つぶしにしかなりゃしない。
よって、アメブロは写真がメインのブログにはまったく向いていないと思うわけです。

・・・とは言っても、何年も続けてきたアメブロをそう易々とやめるのも気が引けます。
ならばものは考え様と、アメブロのこの融通の利かなさを利点として捉え、もうしばらく現状維持でいくという考え方もできそう。
あくまでも私のブログの場合はですが。

たとえばFlickrにしてもモデルのオフィシャルサイトにしても、良心的な紹介や引用の場合は転載を許可していることが多いのですが、その場合でも著作元の紹介が目的であるならば、転載場所での表示は控えめなほうが著作者にとっては良いわけです。

そういう意味では、小さい画像しか見れずダウンロードもできないアメブロは、紹介者と著作者双方の理にかなっていると言えなくもありません。
(アメブロが勝手に付ける広告で表示がゴチャゴチャしているところは著作者にとっても不満だと思いますが)

そしてもうひとつの仕様である「アメンバー限定記事」に関しては、パスワード制ではないところがひとつの利点かもしれません。

特定少数(たとえば知り合い数人)への開示は著作権法でいう公衆送信にはあたらないため、ネットで見つけた著作元が不明な画像は、少数の人に見てもらう程度にとどめておいたほうが賢明です。
しかしそのためにもしパスワード制にしてしまうと、読者の中には「ホントは大勢にパスワード教えているんじゃないか?(不特定多数に公開しているんじゃないか?)」などと疑う人も出てくるでしょう。

アメンバー限定記事ならば、誰がアメンバーであるのかプロフィールページから一目瞭然なので、私の場合は本当に特定少数であることが誰の目にも明らか。
つまり著作権侵害をしていないことがわかってもらえるというわけです。

ここ「RUKAの雑記ノート」と違って、もうひとつのブログはほとんど画像紹介に使っているので、アメブロの融通の利かなさも悪いことばかりではないように思えてきました。

ただ、私が撮影した写真(私が著作者である画像)も多数掲載しているので、その場合はもっと大きく表示したいし、ダウンロードもしてもらいたいというジレンマを感じることはあります。

まぁ掲載画像について知りたい!アメンバー限定記事を見たい!という人は私にメールで連絡してくれればすぐに対応するので、読者に不便さを強いているわけではありません。
真面目な作品を真面目に紹介したい、ただそれだけ。
by rukachas | 2014-09-01 12:59 | Net&Webの話