人気ブログランキング |
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリ
タグ
以前の記事
2019年 08月
2019年 07月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 10月
2018年 07月
2018年 06月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 11月
2015年 08月
2015年 05月
2015年 02月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 07月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 07月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
爪を隠しすぎたタカ
能ある鷹ちょっと前までテレビのワイドショーや週刊誌は、元横綱、若乃花と貴乃花の確執問題でにぎわっていた。しゃべりすぎる貴乃花は角界にも敵を作り、しゃべらなさすぎる若乃花は疑惑を残すかたちとなった。
テレビを見ている人の中には「兄貴に向かってあの態度はなんだ!」と、貴乃花を非難する人もいたろうし、「弟に言いたい放題言われて、だらしがない兄貴だ!」と若乃花を非難する人もいただろう。しかしあの歳にもなればやれ兄だから弟だからと、立場であれこれ言われることでもない。ようはどちらの言い分が正しいのか?それだけだ。

私には3歳違いと10歳違いの二人の妹がいるが、私は自分が兄であるということで妹に威張ったことは一度もない。兄であることはちっとも偉いことではなく、ただ最初に生まれたというだけだ。兄(姉)だから妹(弟)よりも偉いということはなく、人間の評価はすべて身につけた能力がものを言う。それぞれの事柄において、能力なき者が能力あるものに対し一目置く。このシステムが円滑なコミュニケーションの秘訣だ。

私は子供の頃からタカだった。万能ではないが、長けた能力もそれなりにある。しかし「能あるタカは爪を隠す」。同じ意味で「大賢は愚なるが如し」という諺もあるが、人間は謙虚な態度と、己の謙遜と、相手に対する敬意が大切だ。出しゃばるタカ、爪を見せびらかすタカは嫌われる。

ところが謙遜しすぎるのも注意が必要で、ほどほどにしないと過小評価されてしまう。いや、評価さえもされなくなる。
私の妹は子供の頃からテレビのお笑い番組が大好きな子だった。私は妹の前では三枚目でドジで、くだらないギャグやダジャレを飛ばし、お笑い話で場を盛り上げるそんな兄貴だった。演じていたのではなく、実際に妹の前だとそういう兄貴になってしまうのだ。ふたりでするギャグのやり取りも面白かったし、私自身も三枚目を結構楽しんでいたわけだ。いつしか妹が大人になり結婚し、たまにうちに里帰りしたときも、私はそんな兄貴を続けていた。

しかし女性というものは、結婚するとより堅実的になるものだ。妹の前で爪を隠し続けてきた私は、妹にとっては「能力もなく、たまに面白いことを言うだけのカッコワルい兄貴」というイメージが凝り固まっているのかもしれない。
だがそれは、ピエロを見て本当にバカな奴だと思い込み、じつはピエロこそサーカスの真の実力者である事に気付かないでいることに等しい。

能あるタカは爪を隠す。しかし隠しすぎると、初めから爪の無いダメなタカだと思われてしまう。私は子供の頃からタカだった。ちょっとピエロ柄のタカだった。
by rukachas | 2005-08-07 00:12 | Comments(0)
<< iTunes Music Store 私が同じ格好をしている理由 >>