私はビールのほろ苦さと喉越しが好きなので、いつもビール味のノンアルコール飲料を愛飲している。
以前もこのブログに書いたとおり、私が最も好きなノンアルコール飲料はサッポロの「プレミアム アルコールフリー」
国産のノンアル飲料を十数種類飲んでみて、最近はドイツ産のノンアルも飲んでみたが、やっぱり一番旨いのはこれだった。
初めて飲んだ時はクセのある風味だなと思ったが、それを旨味と感じてきたらそれからは飲むたびに快感!
味は泡も含めしっかりビールしているし、麦のコクも甘みも苦味もちょうど良い!
サントリーの「オールフリー」は人工甘味料の味に若干飽きてきたが、サッポロ「プレミアム アルコールフリー」は未だ飽きることなく愛飲中。
私も若い頃はビールを飲んでいたし、今でもたまに飲むことがある。
最近ノンアルばかりだったので、今日は久々にビールを飲んでみた。
若い頃に酒の席で飲んだキリンラガーの味を思い出してみたい気もしたが、とりあえず日本のビールで最も売れているらしい「アサヒ スーパードライ」を用意して飲んでみると・・・これが、あまり旨くない。(不味いとは言わないが...)
薬品ぽい鼻にツンとくる刺激臭と、飲んだ後に口の中いっぱいに広がる甘ったるい酸っぱさ。
賞味期限が切れているわけではないので、もともとこういう味なのだろう。
若い人たちのビール離れがうんぬんという話を聞くが、もしかしたら原因はこの味にあるのではないだろうか?
その点ノンアルの「プレミアム アルコールフリー」はとても旨い。
シッカリとした喉越しと麦のコク。変な刺激臭も飲んだ後の不快感もない。
ところがこの商品、ハッキリ言ってそんなに売れているわけではない。
例えばAmazonのノンアルコール飲料の売れ筋ランキングではサントリーの「オールフリー」が1位、アサヒの「ドライゼロ」が2位だが、サッポロの「プレミアム アルコールフリー」はなんと57位というありさま。
あまり売れていないのは味のせい?
いやいや、私は生産数が少ないからだと思う。
取り扱っている店も少なく、しかも買おうと思っているといつの間にか「売り切れました」となっていることがよくある。
サッポロビールは現在、ビールを北海道工場(北海道恵庭市) 、仙台工場(宮城県名取市)、那須工場(栃木県那須町)、千葉工場(千葉県船橋市)、静岡工場(静岡県焼津市)、九州日田工場(大分県日田市)の6箇所で製造しているが、このうち「プレミアム アルコールフリー」を製造しているのは九州日田工場のみ。
そのせいか関東在住である私の場合、近所の店で見かけることが非常に少ない。
取り扱っている通販ショップに関西の店が多いのもそのためだろう。
だから私はいつもこの商品をAmazonと楽天で購入している。
しかし不思議なことにこの「プレミアム アルコールフリー」、350ml缶と500ml缶であまり値段の差がなく、店によっては送料をプラスしても500ml缶のほうが安いという逆転現象まで起きている。
350ml缶はケース買いすると1本あたり130円ほどだが、500ml缶の場合は2ケースを買うと1本あたり110円ほどとなるのでお買い得感が強い。
私も今のところ500ml缶を2ケース(48本)ずつ月に2回ほど買っているのだが、たまに品切れで店のハシゴを余儀なくされるところが惜しい。
とはいえ、量産し過ぎて味が変わってしまっても困るし、私を含め一定数のファンがコンスタントに買い続けているこの現状がもっとも望ましいのかもしれない。