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アルバムジャケットの天使たち 1

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「ジャケ買い」という言葉を知っていますか?
魚屋に行って「あら、今日はシャケが安いのね!」ってそういうことではない。
(゚O゚)\(- -;

レコードやCDなどの音楽ディスクを店で見たときに、外側の絵柄に魅せられて中身の音楽に関係なく買ってしまうこと、それがジャケ買い。
元々はレコード盤が全盛の頃にできた言葉です。

LPレコードのジャケットはアルバムだと大きさが31cm四方もあるので、部屋に飾る人も多く、それだけでインテリア性十分でした。
ジャケットの良し悪しが売り上げにも影響していました。

ところがその後CD(コンパクトディスク)が主流になるとジャケットのインパクトもコンパクトに。
さらに時代が進んで今ではジャケット自体が存在しないダウンロード販売が主流となり、音楽とパッケージは完全に分離してしまいました。
昔は音楽家と写真家(または画家)のコラボという意味で、ジャケット選びも楽しかったんですけどね。

さて、数あるミュージックディスクの中で、ジャケットのデザインに天使のような子供の写真を使ったものがどれだけあるのか探してみました。
もちろん一部しか見つかりませんでしたが、それらをご紹介します。順番は発売された順です。
著作権のため画像は貼ることができないので、Googleで画像検索してご覧ください。


【クリエイションのアルバム2作】

1972年に結成された日本のロックバンド「クリエイション」の1975年のアルバム「CREATION」
Googleの画像検索で「creation 1975」を検索

狭い廊下のようなところで6歳くらいの裸の男の子たちが集まっています。右端の子はなんとオシッコしてますね。

そして1977年のアルバム「Pure Electric Soul」はこんなジャケットでした。
Googleの画像検索で「creation pure electric soul」を検索

バスの中に裸の男の子がすし詰め状態というよくわからないデザイン。
いったい何人くらい乗っているのかな?
可愛らしいジャケットですが、音楽はソウルフルなロックで、収録曲「Spinning Toe Hold」は兄弟プロレスラー「ザ・ファンクス」のテーマ曲にもなりました。


【ネヴァーマインド - ニルヴァーナ】

1987年に結成されたアメリカのロックバンド「ニルヴァーナ」の1991年のアルバム「ネヴァーマインド」のジャケット。
Googleの画像検索で「nirvana nevermind」を検索

赤ちゃんが水中を泳いでいて目の前をお札がユラユラ・・・という、まるで赤ちゃんを釣ろうとしているようなシーン。
お札は後から合成したのかな?
このジャケットは発売当時かなり話題になりましたが、赤ちゃんだけに悪い印象は持たれなかったようです。


【狂熱の蠍団 ヴァージン・キラー - スコーピオンズ】

1972年にデビューしたドイツのロックバンド「スコーピオンズ」の1976年のアルバム「狂熱の蠍団 ヴァージン・キラー」のジャケット。
Googleの画像検索で「scorpions virgin killer」を検索

足を開いた少女の股間に衝撃を意味するガラスのヒビが重ねられている意味深なデザイン。
多くの国で発禁となったりジャケットが差し替えられたりしましたが、当時の日本では当初あまり問題視されず、一定期間このジャケットで販売が続けられていました。

当時小学生だった私も地元のレコード店でこのジャケットを見ましたが(壁に飾られていました)結局その後日本でも販売中止となり、ジャケットが差し替えられて再発売されました。


【スーパー・ジャイアンツ - ブラインドフェイス】

イギリスのバンド「ブラインドフェイス」の1969年のアルバム「スーパー・ジャイアンツ」のジャケット。
Googleの画像検索で「blindfaith super giants」を検索

上半身裸の少女が金属製の飛行機模型を持っているという写真。
この飛行機が男性器を連想させるというワケのわからない抗議があり、ジャケットの差し替えを余儀なくされました。

有名な写真家によって撮影され、この子も両親も同意してモデルになったにもかかわらず、世間では「メンバーの隠し子だ」とか「奴隷のように扱われている」などと、ありもしない噂が流れていたそうです。


【聖なる館 - レッド・ツェッペリン】

イギリスのロックバンド「レッド・ツェッペリン」の1973年のアルバム「聖なる館」のジャケット。
Googleの画像検索で「led zeppelin houses of the holy」を検索

ちょっとイラストチックですが、奇妙な岩場を子供たちが登っているというデザイン。イギリスのデザイングループ「ヒプノシス」が手掛けたジャケットでした。
これも多少の批判はあったようですが、発禁や差し替えにはならず、体の部分を帯やタイトルで覆うようにして発売されたそうです。

空の色が加工されているのでイラストにも見えますが、じつはこれ、イギリス北部の海岸に実在する岩場で、子供たちに実際に登ってもらって撮影した写真を使って作られました。


【バランス - ヴァン・ヘイレン】

最後はアメリカのロックバンド「ヴァン・ヘイレン」の1995年のアルバム「バランス」のジャケット。
Googleの画像検索で「vanhalen balance」を検索

幼い男の子の写真を合成して結合双生児のようにした、ちょっと悪趣味なデザイン。
手を挙げている写真は、男の子に「ライオンキングのように吠えて」と指示を出して撮ったそうです。

上で紹介したスコーピオンズの「ヴァージンキラー」については、『多くの国で発禁となる中、日本では一定期間販売されていた』と言いましたが、このヴァン・ヘイレンのアルバムはまったく逆で、なんと日本だけで問題視され、別ジャケットでの発売となりました。
Googleの画像検索で「vanhalen balance japan」を検索

こちらが日本版のジャケット。
合成する前の写真で、単なるポートレイトになってますね。

裸の描写に寛容だった当時の日本も、結合児のような写真は受け入れ難かったのでしょう。
日本だけジャケットが違うのでファンはガッカリしたんじゃないかな。
でも部屋に飾るならこっちのほうが良いかもしれませんね。


以上、天使のような子供の写真を使っている、レコード&CDのアルバムジャケットのご紹介でした。


by rukachas | 2026-02-07 10:00 | 音楽の話