アルバムジャケットの天使たち 4
2026年 02月 10日
ジャケットにエンジェルスタイルの子供の写真を使ったレコード&CDアルバムのご紹介。
今回はその4回目。たぶん今回で最後です。
著作権の関係で画像は掲載できないので、ジャケット画像は各自で検索してご確認ください。(上の画像はCC-Licenseの画像なので掲載できました)
画像出典:ウィキメディア・コモンズ
File:АукцЫон - Жилец вершин.jpg
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
さて、前回の記事の最後で「ヨーロッパでは近年、CDジャケットに裸の子供の写真を使うミュージシャンが再び現れ始めた」と書きましたが、これは確かなようです。
天使のような子供の姿には人の心を和ませる力があるのは事実ですし、収録されている音楽に平和や癒しのメッセージがあるのならジャケット写真が天使になるのは当然ですね。
しかし昔に比べると数は圧倒的に少なく、天使の写真を眺めながら音楽を堪能する時代は終わったのかもしれません。
【Жилец вершин - АУКЦЫОН】(上の画像)
ロシアの音楽グループ「АУКЦЫОН」の1995年のアルバム「Жилец вершин」のジャケット。
Googleの画像検索で「АУКЦЫОН Жилец вершин」を検索
黒っぽい壁の前でパンツ一丁の少年が立っているというシンプルな写真。
顔をすっぽり覆う大きな帽子を被っていて、これは踊っているんでしょうか?両手を広げてポーズをとっています。
裏表紙は全裸の後ろ姿で、ケース内の写真(歌詞カード?)では前からのお姿も披露。
6歳くらいの男の子ですが、メンバーのお子さんでしょうか?
【On The Seventh Day – Number One】
アメリカのロックバンド(?)「Number One」の1970年のアルバム「On The Seventh Day」のジャケット。
Googleの画像検索で「number one on the seventh day 1970」を検索
反戦をテーマにしたコンセプトアルバム。
あまりに簡素なジャケットですが、反戦がテーマであれば必然とも言えるデザイン。子供の姿は平和を訴えるのには最も適しています。
しかしこのレコードは発売後すぐにキノコ雲のイラストのジャケットに差し替えられたそうです。
【Imaginary Friend - Sorry】
アメリカのパンク&ハードコアバンド「Sorry」の1984年のアルバム「Imaginary Friend」のジャケット。
Googleの画像検索で「sorry imaginary friend」を検索
3、4歳の男の子が原っぱで遊んでいるシーン。
最初は泣いているのかなと思いましたが、アップで見たら楽しそうに笑っているんですね。
この子もメンバーのお子さんかな?
【Mourning Of The Earth - Hellmenn】
オーストラリアのロックバンド「Hellmenn」の1990年のアルバム「Mourning Of The Earth」のジャケット。
Googleの画像検索で「hellmann mourning of the earth」を検索
アマゾン川のような密林の川で、少年がこちらを見つめているといった写真。
これはボートにビニールシートのようなものを掛けてそこに座っているのか、水の中に腰まで浸かっているのか、ちょっとわかりにくいですね。
【Head Above Water - Mumbleskinny】
アメリカのロックバンド「Mumbleskinny」の1995年のアルバム「Head Above Water」のジャケット。
Googleの画像検索で「mumbleskinny head above water」を検索
裸の男の子が腕立て伏せしているような写真。
パンクやロックバンドのアルバムではジャケットに古いモノクロの子供写真(他愛もない家族スナップ)が使われているのをよく見かけますが、反骨なメッセージ性と無垢な子供のイメージがマッチするからでしょうか?
それとも逆に相反するからでしょうか?
【Naked As We Came - Dead Men】
ドイツのミュージシャン「Dead Men」の2018年のアルバム「Naked As We Came」のジャケット。
Googleの画像検索で「dead men naked as we came」を検索
庭で撮ったごく普通のファミリー写真といった感じのモノクロ写真。
お兄ちゃんはビキニパンツ、弟くんはエンジェルスタイル。
昔はごく当たり前に見られた光景なので、メンバーの家にあった古い写真かもしれませんね。
安上がりと言ってしまえばそれまでですが、天使的イメージも悪魔的イメージも持ち合わせる子供という存在は、音楽作品の世界観を伝えることにも一役買っています。
でもこのようなアルバムジャケットは、今となっては貴重な存在ですね。

