人の体は宝物
2026年 02月 12日
たまにイジメに関するニュース報道があり、その中に相手を裸にしたというのがありますが、加害者にとって相手の体は「嘲笑」(あざ笑い)の対象なんですね。
痴漢やイタズラ等をおこなう者にとっては、相手の体は「猥褻行為」の対象なんですね。
傷害事件を起こす者にとっては、相手の体は「攻撃」の対象なんですね。
自殺や自傷をおこなう者にとっては、自分の体は「粗末にする」対象なんですね。
人間の体はそんなにも価値の低いものなのでしょうか?
ぞんざいに扱ったり、馬鹿にしたり、興奮するためだけにあるものなのでしょうか?
結局は昔から大人が子供に対して、人体の素晴らしさや尊さ(価値)を教えてこなかったツケが回ってきたのだと思います。
道徳教育とか命の授業とか、いわゆる社会秩序を守るための正しいおこないについては教え諭していても、人間の姿そのものへの感動や慈愛の心を伝えてきた大人は少ないのではないでしょうか。
例えば「街に露出狂が現れた」というニュース報道があったとします。
社会のルールや相手の気持ちを無視して裸をさらすその「行為」が猥褻であり悪事であるのに、報道から受ける印象によっては、人間の体そのものが猥褻物であり不道徳なものである、そんなふうに思ってしまう子もいるでしょう。
その結果、最初に述べたような、人の体をぞんざいに扱う人間にもなってしまう。
人間の姿(服などで隠れていない本来の姿)を性的なコンテンツでしか見たことがない子は意外と多いのです。
これでは、人に対するいたわりの心が育ちにくいのもうなずけます。
公園には裸像が設置されており、たくさんの美術館もあります。
裸とまではいきませんが、夏にはサンバパレード冬には裸祭り等で人間の健康的な姿を見る機会もあります。
子供たちは、自分の体も含めて人間の姿に感動し、大切にする心を持ってほしいと思います。
画像出典:File:Da Vinci Vitruve Luc Viatour.jpg
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