子供の事故防止【倒立(逆立ち)】
2026年 02月 13日
【倒立(逆立ち)の練習時の事故に注意!】
子供の頃、学校の体育の授業で逆立ちの練習をした方は多いと思います。
そのときひとりが逆立ちをして、もうひとりが補助をするという練習がありますが、じつは全国の小中学校ではこの倒立での事故が意外と多く発生しています。
文部科学省のスポーツ庁が2014年度に発表したデータによると、全国の組体操事故のうち倒立による事故はタワーに次いで2番目に多く、とくに多いのが補助の子が正面に立った場合だそうです。
補助の子が上手く足を取れず、倒立した子がそのまま倒れて頭や背中を強打するケースや、補助の子の顔に倒立した子の足が直撃するケースもあります。
正しい補助のやり方は、補助の子が倒立する子の横で待ち構える方法。
これにより補助の子の顔に足が当たる危険を少しでも回避できます。
倒立した子はできるだけ背筋を伸ばして姿勢を良くしましょう。
こうすることで補助側も補助しやすくなり、事故防止に繋がります。
倒立は段階を経て練習しないと事故を伴うことがあり、日本体育大学の体操研究室では「倒立はたとえ補助者がいても腕力や腹筋力がないと危険である」と話しています。
倒立は小中学校の学習指導要領に盛り込まれたお馴染みの運動ですが、子供たち個々の腕力や腹筋力を考慮しながら指導することが大切です。

