山下ヴィーナス
2026年 02月 15日
この写真は今から40年以上も前、まだ十代だった私が横浜の山下公園で撮影した写真。
私が最も好きな花であるパンジーの花壇に美しい裸婦像が設置されていました。
足下に大きな貝殻があるのでヴィーナス像でしょうね。
世界のヴィーナス像にはこのように腕を上にあげているものも何体か存在しますが、これは有名な作品のレプリカではなく、ガーデン・オーナメントとして量産されたものかもしれません。
それにしてもこのポーズ、このスタイル、この表情。
まさにヴィーナスの目覚めを思わせる非常に美しい作品です。
心なしか周りのパンジーたちもうっとり見つめているように見えます。
余談ですが、奥にはこちらに向かってカメラを構えている人も写っています。
ということはこの人の撮影した写真には、若かりし頃の私が写っているんですね。
う〜ん、見てみたい気もします。
画像を拡大すると見える黄色い斑点はフィルムに付いたカビです。
あれから長い年月が経ったのだと、つくづく感じさせられます。
でも何十年経とうとも何百年経とうとも、そこに写るヴィーナスが美しいことに変わりはありません。
もし時代とともに変わるものがあるとすれば、それは美とどう向き合うかという、人々の意識でしょうね。
by rukachas
| 2026-02-15 10:00
| 懐古の話

