子供大好きRUKAの雑記帳
by RUKA
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ワイセツか否かは意図と用途で判断すべき
母子のヌード前回のコラムは「ヌードを扱ったものには、大人の性的興奮を目的として作られたワイセツなものと、全年齢に向けたワイセツさのないものがある」という話をしました。
今回は具体的に、それはどのようなものか?という話をしたいと思います。

2008年2月、男性器が掲載された写真家ロバート・メイプルソープ氏の写真集が輸入禁止のワイセツ書籍に当たるかが争われた裁判で、最高裁は税関の輸入禁止処分を認めた2審東京高裁判決を破棄し、ワイセツ書籍には当たらないとの判断を下しました。
裁判長が「メイプルソープ氏の写真集は、性欲を刺激するようなワイセツ書籍ではない」と結論づけたわけです。
私もネットの画像検索で一部を見てみました。たしかに男性器がハッキリと写っていましたが、好む好まないは別にして、ワイセツな意図による作品にはとても見えませんでした。至極当然な判決だと思います。

男性器の写真が載っているだけでワイセツとなるのなら、それは男性器そのものがワイセツということになりますが、もしそうなら、母親は赤ちゃんのオムツ換えのたびに顔を背けなければなりませんし、世の男性はトイレでファスナーを下ろすたびに興奮していることになります。
見せ方、扱い方によってワイセツになるのであって、男性器そのものがワイセツなのではありません。
有名なミケランジェロの「ダビデ像」を子供たちに見せられるのも、公共施設に小便小僧が設置されているのも、男性器そのものはワイセツではないという証です。

このように、たとえ性器が写っていてもワイセツではない(合法である)と判断されることは多々あります。写真家の作品のような芸術的なものだけでなく、一般の方が撮影したごく普通の家族写真、とくに赤ちゃんや子供の写真においてはそのようなものが数多くあります。
たとえばネットで画像検索すれば、親が撮影した赤ちゃんのお風呂シーンや、水辺で裸になって遊ぶ子供たちの写真がたくさん見つかります。(子供 お風呂での検索例)
当サイトの「天使のアルバム」のページにも親御さんが投稿した幼い姉弟のお風呂写真がありますし、「甥っ子天使くん」のページにも私の甥が赤ん坊のときの全裸写真があります。

当然これらの写真がワイセツだと判断されることはありません。ワイセツな意図で撮影したのではなく、ワイセツな意図で掲載したのでもなく、またワイセツな扱い方もしていないからです。
ワイセツではないということは合法的な掲載ということですが、中にはこのような家族写真さえも「裸であれば違法だ!」と勘違いしている人もいます。1999年に施行された児童ポルノ法の影響です。

1999年に施行された児童ポルノ法には、児童ポルノの定義として「衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの」という記述があります。
性欲を興奮させる目的で作られたかどうかが重要なのにもかかわらず、多くの人は「衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態」というところで違法合法を判断しているのが実情です。
児童性愛サイトに見られる「モロはありません」「ヌードはありません」という記述も、裸の写真でなければ大丈夫、性器が見えていなければ大丈夫、という思い込みがあるからでしょう。

しかし、2007年3月に駐日スウェーデン大使館で開催された「子どもポルノサイトの根絶に向けて」と題されたシンポジウムでは、野田聖子議員らが集まる中、「ロリータマニアが集まる掲示板では、普通の子供の画像が貼られただけで、子供ポルノの公然陳列と見なすことも考えている」という意見も出ました。(参考ページ)
つまり違法か合法かの振り分けが、裸の写真があるか無いかではなく「どのような意図によっておこなわれているか」に変わってきているのです。

これは昨今の子供を題材とした成人向けコンテンツの多さを考えると、当然の流れのようにも感じます。
児童ポルノ法によって18歳未満の裸がいかなるものも発売禁止とされたため、それまで合法とされてきた、一般向けの少年少女ヌード(テレビ放送を含む)さえも、ひとくくりに規制されてしまいました。
ところがその後、裸でなければ合法だということで、水着姿の少女を使った性的表現の強い写真集やビデオが次々と作られていきました。
これについてはDVDの製作者が逮捕されたケースもありましたが、裸ではないため児童ポルノ法で完全に規制することはできていません。

言い過ぎかもしれませんが、現行の児童ポルノ法は「ヌードでなければOK」というお墨付きを国が与えてしまったようなものではないでしょうか。
違法か合法かはヌードか否かではなく、どのような者に向けてどのような意図で制作されたか、またそれがどのように流通しどのように取り扱われているかで判断すべきだと思うのです。今後の法改正がその方向でおこなわれることを望みます。

美術館や公共施設にある裸像(絵画や彫刻など)と同じく、ワイセツな意図によらないヌード写真はワイセツ物ではありません。
しかしそれらをワイセツな意図で扱った場合は、その「行為」がワイセツとなります。

その昔、子供でも買える一般向けの少女ヌード写真集があり、またそれらが決して非難されるものではなかったことを考えると、児童ポルノ法の施行以降、人々が子供の姿さえもワイセツだと認識してしまったことが、かえって子供を「聖域」から「性域」へと追いやってしまったと言えるかもしれません。
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by rukachas | 2008-03-05 21:23 | 子供の話 | Comments(0)
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