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RUKAの雑記ノート(現在休止中)

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こんな夢を見た

睡眠ずいぶん前にもここで書いたが、私の夢はとてもリアルで、まるで実体験のように記憶しているものがいくつもある。風景だけでなく手触りや匂い、その場の空気感までもがリアルなため、実際に見たことのある風景なのか夢の中だけのオリジナルなのか、自分でも未だに分からないでいる。

印象に残っている風景は、大きな川沿いの土手、その土手のカーブに沿うように建てられた白い巨大な病院。片側が谷底になっている細い砂利道を歩くとやがて辿り着く小さな旅館。麦わら帽子をかぶった小さな子供がいつもたたずんでいる中学校の水飲み場。夜、ただひたすら家を探して走り回ると見えてくる、すぐ隣が山になっている不似合いな街の交差点。
まだまだいくつも印象に残る場所があるのだが、そのどれも一度きりの登場ではなく、数年間から十数年間をおいて断続的に登場している。つい最近も「懐かし~、これ子供のときに夢に出てきた場所だ~!」と感動している夢を見た。

このように私の夢には何年もあいだを空けて登場するお馴染みの風景があるのだが、これとはまた別に、これでもかというくらい頻繁に登場するシチュエーションがある。子供の頃から今までにもう何百回見たかわからないほど。
それは、見知らぬ町で迷子になって、焦ってはいないのだが途方に暮れているシーン。そして山道で車のブレーキが効かなくなり谷底へ車ごと転落していくシーン。
もし精神科の医者がこれを聞いたら、なんと診断するだろう?

リアルなのは映像だけでなく感覚も含めてなので、痛みや恐怖が記憶に残っている夢も少なくない。今までに見た夢でとりわけ不快だったものというと・・・
人間の胸部を外科手術していて途中でミスをし、それからは気ばかり焦り、やればやるほど裏目に出て取り返しの付かない状態になり、最後は人形のようになってしまった人を前に愕然としている夢。
経緯は忘れたが何故か拳銃で腹を撃たれ、あまりの痛さとショックでうずくまっている夢。
そしてこれは1ヶ月ほど前に見た夢だが、とっくに朝のはずなのに一向に夜が明けないことを不思議に思い、窓から身を乗り出して空を見ると、夜空がものすごい数の星に埋め尽くされており、それが弧を描くようにゴーッと動いている夢。(プラネタリウムの早回しのように)

こう書くだけでは「これのどこが怖いの?」と思われてしまうが、夢の中でリアルに感じれば恐怖もまたリアルだ。
最初に言った、何年もあいだを空けて登場するリアルな風景も、頻繁に見る道に迷うシーンもブレーキ故障のシーンも、その登場理由や正体さえ分からず、これもある意味怖さを感じる。

眠っているときに見る夢。その内容を人に語ると心の中を見透かされてしまいそうな気もするが、夢の内容を話し合うことでそこに含まれた謎や秘密を探れるとしたら、有意義なことかもしれない。
小中学校の先生方。生徒に「疑問詞が含まれた夢作文」を書かせ、それをみんなの前で発表させ、他の子たちがその疑問の答えを探る・・・という授業はいかがだろうか。
by rukachas | 2008-07-08 23:25